誰もが何もしなくても健康でいられることを望むのは、当然だと思います。
でも知らず知らずのうちに、体のことをおろそかにしてしまうのです。
悪いのは分かっているけど、、、そうはいっても
生活費のことがあるし、
責任があるし、
付き合いがあるし、
そうやって自分をすり減らした結果、動けなくなった患者さんを何人も見てきました。
その状況から這い上がるのって、簡単ではないんですよね。
周りの協力もいるし、迷惑をかけることもあるし、そして何より当の本人がやる気を無くしてしまっているのです。
「なぜ、こうなった?」「もう何をやってもだめだ」「なんで自分だけ・・」
根気よく鍼灸治療すれば、元通りになることもありますが、
もっともっと早くに自分をいたわってあげていたら、苦しまずに済んだかもしれません。
つまり、自分をいたわり、大切にしてあげること、悪くなる前に体をケアしていくことが大切だということをもっと伝えていければと思います。
次回、苦しんでいる患者さんと私の治療観